Growing Up Log

この歳になればもう何も怖くない。アラフォー独喪が突っ走るブログ

初めての一人旅 4 「初めての大船渡 1」

気仙沼から大船渡

お腹も満たされ、タクシーに乗って気仙沼駅に戻りました。

これから宿をとっている大船渡へ向かいます。さて、どうやって大船渡まで行こう?
次の一関大船渡線のバスはPM 13:49 。1時間以上あります。

気仙沼から大船渡へ行くには、上に書いた一関大船渡線のバスか、BRTになります。


気仙沼線・大船渡線BRT(バス高速輸送システム):JR東日本

気仙沼の駅のホーム内にバスがいるんですよ。線路潰したってことなのかなぁ・・・

時刻表で調べてみると、気仙沼PM 13:24 発陸前高田駅行きのBRTに乗り、PM 13:57 陸前高田駅着。30分後のPM 14:27に盛(大船渡)駅行きのBRTに乗り大船渡駅着がPM 15:12 。

一関大船渡線だと商人橋(大船渡駅に近い停留所)着がPM 14:53。こっちのほうが若干早い。

風が出てきて冷えてきたので、少しでも早く着く一関大船渡線に乗ることにしました。
今思えば、せっかくの機会なんだし気仙沼からBRTに乗ればよかったなーってチョット後悔。。

先ほど食べた「漁師の賄い丼」で満腹のワタシは、大船渡まで爆睡してしまい道中の写真は撮れませんでしたorz

ついに大船渡に到着、しかし・・・

ほぼ定刻に大船渡の「商人橋」バス停に到着しました。
しかしバスを降りた直後、悲劇に気付きます。




・・・携帯がねぇ・・・




マジかよ洒落になんねーよ・・・
どうする折笠、大ピンチ!!!!!

バスはもちろん既に行ってしまい、姿も見えません。
とりあえず助けを求めるべく、商人橋にあるローソンへ駆け込みました。


ローソン 大船渡茶屋前 | 店舗検索 | ローソン

折笠「あのー・・・すみません、お尋ねしたいんですが、この辺に公衆電話か電話をお借りできるところってご存知ですか?」

お姉さん「電話ですか?どうされたんですか?」

折笠「実は東京から来たんですが、今降りたバスの中に携帯を忘れてきてしまったようで・・・」

お姉さん「そうでしたか、じゃぁこの電話使って下さい!」

 

もうなに、アナタ天使なの?

 

折笠「ありがとうございます!ありがとうございます!お借りします!!」

 

なんと電話をお借りすることができました!
さっそく岩手県交通大船渡営業所に電話しました。

 

折笠「すみません、先ほど商人橋で降車した者なのですが、携帯を忘れてしまったようで・・・」

窓口のお兄さん「もう間もなくこっち(営業所)に戻ってくると思いますので、そのあとの確認となりますが大丈夫ですか?」

折笠「もちろんです!ちなみに、取りに行くのはどこへ行けばいいですか?」

窓口のお兄さん「立根(たっこん)にある営業所に来てください。45号線のダイナムの向かいにありますから。」

折笠「分かりました、向かいます!」

 

まだ携帯があるとは決まってませんが、降りる直前まで弄っていたのできっとバスの中にあるはず!
電話を切ると、心配そうにコンビニのお姉さんとお兄さんが、
「どうでしたか?」と聞いて下さいました。

 

折笠「まだあるかは分かりませんが、立根の営業所に取りに行けばいいみたいです!」

お兄さん「立根?どの辺ですか?」

折笠「確かダイナムの向かいとか言ってました。」

お兄さん「うわ・・・遠いですねw」

折笠「ぇ...歩いて行けませんか?」

お兄さん「いやーちょっと歩きたくないですねwww」

 

それもそのはず。

この距離ですよ。こりゃ歩けん・・・orz

折笠「すみません・・・タクシーの番号とかご存知ですか?(´;ω;`)」

お姉さん「分かりました!今呼びますね^^」

 

やばい、大船渡人超優しい・・・(´;ω;`)ブワッ

親切にしていただいたローソン大船渡茶屋前店のお兄さんお姉さん、本当にありがとうございました!

皆さん、大船渡に行かれたら「ローソン大船渡茶屋前店」に寄ってください。よろしくお願いします。

携帯との再会

 ローソンのお兄さんとお姉さんにお礼を言い、タクシーに乗って立根まで向かいます。片道2,200円・・・割と痛い出費です。

営業所で理由を告げ、バスの中を確認していただいたところ、携帯を発見!!

エーイドリアーーーーーーーーーーーン!!!!

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もうね、アノ曲が流れてきましたよ。

携帯を取り戻し、喜んでいたのも束の間、次なる問題が。

 

ワタシ、どうやって(ホテルに)帰るの・・・

 

流しのタクシーも見当たらない。バスの営業所のお兄さんに聞いたところ、30分後にここを出るバスがあるとのこと。

普通なら待てるところでしょうが、ここは大船渡。気温はそこまで低くないけど風が強くてめっちゃ寒い・・・

バスを待ってる間、なんか無性に悲しくなってきました。

なんかもうすごい姿してたと思うんですw
でっかいキャリーバッグ持って、頭ボサボサでヨレヨレのおばさんが国道沿いで立ちすくんでたら、もはや事案モンですよ。

もうタクシーに乗ろうと決め、近くの「クボホームセンター大船渡店」さんでタクシーの番号を教えてもらい、タクシーを待つ事に。

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PM 15:49 クボホームセンター大船渡店の入り口から撮った大船渡の夕日。
山が近いから日が沈むのも早い。寒い。

10分後に来たタクシーに乗り、宿泊予定の「大船渡プラザホテル」まで向かいます。

タクシーのおっちゃんの粋なサービス

道中、タクシーのおっちゃんに「オススメのごはん屋さん教えてもらえませんか?」と聞いたところ、何件かのお店を紹介していただきました。
しかも、ホテル前に着いた時にメーターを切って、ホテルから屋台村までの道を車で通って下さいました。さらにさらに、「この店は若い人が結構いるよ」「ここは魚がおいしいよ」「ここは定食がおいしいよ」と、道案内までしていただきました。

なんて優しいの・・・大船渡人(´;ω;`)ブワッ

ありがとう、おっちゃん!

早速向かうよ大船渡屋台村・プレハブ横丁

ホテルにチェックインし、まずはこの汚いボサボサの頭をどうにかすべく、シャワーを浴びて夜の大船渡へ出る準備をします。

やっぱり三陸に来たら魚かな、ということで、タクシーのおっちゃんに教えてもらった「鰣不知(ときしらず)」さんに行くことにしました。


鰣不知 (ときしらず) - 大船渡/魚介料理・海鮮料理 [食べログ]

大船渡で注意すること

ワタシは「大船渡プラザホテル」というホテルに滞在していたのですが、これから大船渡に旅行をお考えの方で沿岸のホテルに泊まる予定の方は注意してください。

大船渡の沿岸は津波でほとんどの建物が流されてしまい現在絶賛工事中です。建物がないので外灯がほぼありません。
夜になると本当に何も見えなくなります。

またGoogleマップは昔の町のままのため、沿岸部ではほとんど役に立ちません。

ワタシ位のおばさんならともかく、若い女性は気をつけましょう!本当に真っ暗で見えませんから!

折笠、飲みの席に混ぜていただくの巻

上で述べた通り、ホテルから一歩出たらもう真っ暗なんです。
なんとか明るい方を目指して屋台村に到着。

鰣不知さんでは、なんとなんと仕事終わりに飲みに来られていた3人男性の席に同席させていただくことに。

これ、大船渡ミラクル。

3人のうち2人は大船渡の方で、1人が陸前高田の方とのこと。
急に参加させていただいたにも関わらず、いろいろな話をさせていただきました。

鰣不知さんで食べた「ホヤの塩辛」がこの旅で一番おいしかったです!白子の天ぷらもおいしかった!

気がついたらカラオケに

鰣不知さんで19時頃から22時過ぎまで飲んでいたと思います。
正直あまり記憶がありませんwww

同席させていただいた3人が本当に楽しくてめちゃくちゃ酔っ払ってました。

多分その場のノリでカラオケに行ったんだと思います。
移動したのとか全く記憶にないんですけどねw

偶然かこの日の昼間、こんな事言ってたんですが、なんと大船渡で叶ってしまいました。

1曲歌った気がしますが、それ以外は喋ったり飲んだりしていたような気がします。
あと、このカラオケ屋にお気に入りのハンカチタオル忘れてきました・・・ショック(´;ω;`)

ロズウェル事件は大船渡に・・・

どうも閉店時間までカラオケにいたようです、ワタシたち。
3人の内1人の方は気がついたらいなかったので、さっさと帰られたのだと思います。

他の2人の方がワタシの事をホテルまで送って下さいました。
正直酔ってるし暗いので帰れる自信があまりなかったので本当に助かりました。

大船渡人も陸前高田人も本当に優しい・・・

ただですね。。
3人が3人共酔ってるんで(多分自分が一番酔ってたけど)、なぜか横に並んで腕を組んで歩いてたんですよね。

その様はまさに囚われた宇宙人の如く・・・

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そんな歩き方してたらコケるわな

記憶に無いから困ってるんですけど、まぁそんな感じでワタシは両腕ホールドで歩いていたんで、案の定コケました。腕ホールドの状態で膝からズルっと。

 ホテルに戻って膝見たら血だらけで焦りました。
膝擦りむくとか何十年振りかしら・・・

でも、無事ホテルに戻れたのはYさんとKさんのお陰です。
本当にありがとうございました(*´ω`*)

 

そんな状態ですのでその後のワタシは服を着たまま、ベッドに入らず(入れず?)ベッドの上で力尽き、そのまま朝を迎えました。。

 

明日(1月10日)は丸一日大船渡を満喫します。

よければ過去の記事もご覧ください。